大東観光スタッフによる、お遍路さんのお話。

癒し四国(いやしこく)なんていわれてますけど、本当です。
経済的な豊かさとは違うかもしれませんけど、海も山も川も人も、とても豊かです。
日常生活の中にも大切なことを知るきっかけってたくさんありますが、
それを気づかせてくれるのに「お四国」がいいなと思っています。

「今、遍路が静かなブームだ」と新聞に取り上げられてました。
でも1200年も前から、静かなブームが続いているのです。
現在は、年間15万人の人が全国からお遍路に四国へ訪れるといいいます。

「お遍路をして何か変わった?」と、人は答えを急ぎます
「何も変わったりしませんよ」と笑って、答える自分が、一番変化を遂げました。




■発願と結願

遍路を始める前に弘法大師に、心願を立てることを発願といいます。
心願は身内の供養、家族関係の修復、病気の全快など人それぞれです。
巡拝を始めた最初の札所が発願の寺です。
また、八十八ヶ所の札所をすべて廻り終えることを結願(けちがん)といいます。
そして、八十八番の寺を結願寺といいます。
四国を一番から八十八番まで歩いても、
気楽に『あなたの夢叶えます!』みたいなことは絶対にありません。
ただ道中で、その人がどうしようもなく求めている何かを見せてくれることがあるかもしれません。
お遍路は、たとえ現世利益の願いを持ってはじめたとしても、
いつのまにか
「ここまで歩いてくることができました。ありがとうございます。」
という気持ちにさせられてしまう、心願そのものが変化してしまう人も
少なくないかもしれませんね。
これが遍路の魅力です。
お遍路は歩かなければいけないということはありません。
年齢や、時間的・身体的な事情から、乗り物を使ってのお遍路をされる方も
大勢いらっしゃいます。
いろいろな思いをしょってみなさんこの八十八箇所に参加してきます。
歩くというこだわりを持つことさえも、執着なのかもしれません。




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